住宅ローンの組み方

住宅ローンの組み方

マイホームに新築一戸建てを購入する場合、ローンを利用するには金融機関に相談することから始める必要があります。
融資担当者に借入の希望額や自己資金の有無を伝えると、最適なプランや色々な返済のシミュレーションを提案してもらうことができます。借入額や金利、返済の年数などに納得した場合は仮審査の申し込みを行い、納得できない場合は他の金融機関に相談することになります。
仮審査を通過できた場合は本審査を受け、こちらも通過すれば新築一戸建ての購入に必要な資金をローンで借入可能です。
審査は雇用形態や勤続年数、年収の他、預金額や現状の借入なども含めて判断されることになります。
ですから、通過率を高めるには正規雇用で一定の年数は勤務していること、預金をしておくことが大切です。
また、最初から1つの金融機関だけで完済を目指す方法だけではなく、途中で借り換えや繰り上げ返済を行うことも視野に入れながらプランを組むことが重要です。

住宅ローンにおける銀行対応

日本は男性女性ともに世界有数の平均寿命を誇る長寿社会ですが、長生きすることと一生働き続けることは同義ではありません。
個人差はあっても多くの人は70歳くらいまで働いて、以後は年金をもらいながら足りない分は貯蓄を取り崩すなど、現役で働いていた時期よりも生活費も少なくなります。
そこで、賃貸でずっと家賃を払うよりもローンが払い終われば自分のものになるマイホームがおすすめですが、中でも毎月定額の管理費などが不要な一戸建てが効果的です。
新築一戸建てを購入するときは注文建築と建売分譲がありますが、注文建築の場合は土地を買ってから建物を建築している間はそこに住むことができません。
銀行の住宅ローンは居住する住宅の購入のために使う約束をするので、建物が建っていない土地の購入資金は建物の建築代金と二段階で融資を受ける必要があります。
新築一戸建ての中でも設計からこだわる注文建築はマイホームとしての満足度も抜群ですが、銀行の融資日程の調整には不動産会社、建設会社とも綿密な打ち合わせが大切です。